年収が財布の値段の200倍になった話

 
年収が財布の値段の200倍になった話
 

「財布の値段は年収の200分の1」もしくは「年収は財布の値段の200倍」っていう話があります。

「もし年収1千万円になりたかったら、まず5万円の財布を買いましょう」
的な話で、こういう話をすると決まって

「財布を買って年収が200倍になるなら誰も苦労しない!」

みたいなことを言う人がいますが・・・ 間違ってはないと思います。

確かに、財布を買うと、自動的に年収が200倍になるなら誰も苦労しません。1千万円の年収になりたければ5万円の財布を買えば自動的に1千万円になるし、10億円の年収にしたかったら500万円の財布を買えばいいですしね。売ってるかどうかわかりませんが。

ただ、僕はこの話を信じました。

僕は一応、会社経営者です。と言っても社員はいないので、形態としては個人事業主と同じようなものですが。

当時、何をやっても上手くいかず、自分の給料も出ないような状態で、妻にパートをしてもらって生活費を賄っていました。本当に苦しかったんですよね。

そんな時、ふと何かのタイミングで、この財布に関する本を読みました。そこにはこう書かれていました。

「財布の寿命は3年」

それまで使ってた財布は、5万円ほどする黒の長財布でしたが、気がつけば10年以上も経っていました。普段、財布にはあまり目を向けてないので、気になりませんでしたが、よくよく見てみると、ボロボロです。そこでその頃、ちょっと気になっていたココマイスターのこの財布を買いまいした。

ここからです。仕事が上手くいきだすんです。
小説や映画だったら、出来の悪いストーリーなんですが(笑)

もちろん、財布を買ったことだけがきっかけではありません。仕事に向き合う姿勢も今までとは変わってきてましたし、たまたまいい仕事に出会い、それが収入の大きな柱のひとつになったりしました。

でも財布を買ったことは、すごく大きなことだと思っています。財布を買ったことというよりもお金に対する意識が変わったことが大きかったのではないかと思っています。

今の年収は財布の200倍に

僕を救ってくれたこの財布はお休みしてもらって、現在はボッテガヴェネタの財布を使っています。

ちなみにこの財布は10万円弱。僕の年収も今はなんとなく2000万円ぐらいになっています。なんとなく2000万円ってのは、お給料(役員報酬)だけでは2000万円にはなってません。ただ先述の通り経営者なので、家賃や旅行代金など、経費で落とせます。そんなのを計算すると、なんとなく2000万円ぐらいってことです。

苦しかった時代も今となっては思い出です。でもあの頃の気持ちを忘れないようにしています。

お金が稼げるようになると、周りへの感謝の気持ちが湧いてきます。お客様はもちろん、家族や周りの人たち、仕事仲間。調子のいい時は、見知らぬ道行く人にも感謝の気持ちが湧いてきます(笑)

そしてもちろん、財布にも感謝です。

これから財布を買おうとしている人へ

これから財布を買って、金運を上げたいと思っている人へ僕からのアドバイスです。

まず最初に、
今使っている財布が3年以上経ってるなら、すぐに買い替えたほうがいいです。

3年以上経った財布には金運は無く、使っているとむしろ金運を下げるそうです。

「10年選手のルイヴィトンより1000円の新品財布の方が金運が高い」
のだそうです。今、あまりお財布にお金を割けないのであっても、安いのでいいので新しい財布にすることで、金運は上がります。

次に、
年収が200倍になると言われてるからって、あまりにもかけ離れた年収を望まないことです。

年収400万円だった人が年収1億円にしたいからと言って、500万円の財布を買ったとしてもそれはただの無駄遣いに終わる可能性が非常に高いです。自分が本当に得たい年収、それに伴った仕事なら出来ると思える年収を想定して財布を買いましょう。

最後に、
少しだけ、背伸びしてみましょう。

先ほどはあまり背伸びしないように的なことを書きましたが、実現可能そうな年収を想定して、それから少しだけ背伸びした年収を設定したほうがいいような気がします。セルフイメージが上がりますし、何より収入は少ないより多いほうがいいでしょ?

ということでいろいろ書いてきましたが、新しい財布を買ったからと言って、自動的に年収が200倍になるわけではありません。収入を上げるには自分の価値を高める必要がありますが、いい財布はそれを後押しして、特に金銭面で助けてくれるのだと思っています。何と言っても財布ってお金の家ですから。

すごいお金持ちの中には、財布に無頓着だったり、財布を持ってない人もいますが、それはその人自身が持っているパワーがすごいから、財布のパワーなぞあんまり関係なくなってるんだと思います。とにかく現状、金銭的にあまりよくないと感じている人は、まずは自分の財布が古くないか確かめてみてください。そして財布を買い換えることをおすすめします。

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