1958年に一年だけ販売されたチューダーサブマリーナー、通称ビッグクラウンの現代版として販売されたブラックベイフィフティエイトです。フィフティエイトには青と黒があって、オリジナルがこちらの黒。すでに大人気で中古でも定価より高くなっています。→ 楽天での販売価格Amazonでの販売価格

実はこの時計、とある方から借りたのですが・・・

 

知り合いの社長が58歳の誕生日で、自分へのプレゼントってことでフィフティエイトを買われました。その社長にとって、チューダーは若い頃に購入したけどお金が無くて泣く泣く手放した経緯があり、その後は一切腕時計をしなかったんだけど、今回35年ぶりに腕時計を購入されたのです。購入するなら思い出のチューダーってことで。そしてその58歳の誕生日を祝うパーティーで貸してください!って言って借りてきた(大笑)。我ながら極悪非道。

 

まあ借りてきた経緯は置いといて、やはりとてもかっこいい時計です。黒を基調に金色でベゼルのインデックスや文字盤のプリントが施されています。ロレックスは艶有りの黒をよく使うけど、このチューダーはつや消しの黒。それが金色とよく調和しているように思います。金色って使い方を間違うと下品になるけど、これはそんなことない。

ベゼルの12時のルミナスポイントの赤三角が特徴的。短針はチューダーのアイデンティティであるイカ針。200m防水です。ムーブメントはMT5402でクロノメーター認定。昔はETAのキャリバーを使ってたけど、今はロレックス自社製のムーブメントです。たぶんロレックスのをデチューンした感じのムーブメント。ケース径は39mmです。

 

リューズには昔のトレードマークのバラが。もちろん英国王家の名門、チューダー家の紋章です。

 

地味にかっこいいのがバックルです。TUDORのマークがあるところの周りがチューダーのマークの盾の形をしています。またバックル全体も盾の形をしています。すごいっす。

 

バックルを開くとTUDORの刻印。

 

裏蓋にはロレックスと違って刻印があります。キャリバー マニュファクチュール/チューダー ジュネーブと刻印。

 

風防はもちろんサファイアガラスなんですが、見た目プラスチックぽくなっている。どういうことかと言うと、元になったビッグブラウンは風防がプラスチックだったんですね。それを再現するために、それっぽいカットとデザインにしています。本当は高級素材を使ってるのに安い材料を使ってるように見せるってなんかかっこいい!

 

昼の銀座で一枚。カジュアルで使うのがピッタリだけどビジネスでも落ち着いたデザインなので全然いけますね。

 

夜の恵比寿でビールとともに。

 

沖縄の国道58号線でわざわざ58。

 

というわけでチューダーブラックベイフィフティエイトのご紹介でした。ロレックスのスポーツモデル同様、正規店で購入するのはかなりハードルが高いです。が、こまめに足を運べばいつかは手に入る!と信じて回りましょう。

ちなみにチューダーブラックベイ58はカリトケでも借りられますよ。

動画での解説


カリトケ


 

時計のサブスクってどういうこと?カリトケで実際に借りてみたレビュー

 

ココマイスターの財布2つ目
まさか2つも財布をもつなんて・・・僕が2つ目の長財布を買った理由とは?